暖かく無関心なホッとする人(P君)5817話

 D君(劇がなくてもクリスマス祝会を開くのはいいこと。クリスマスカードも来週もらえる。僕だって7年前にそのクリスマスカードを貰ったから今の自分がいる。それでいろんなことから救われた。それが無かったらと思うと寒気がする。)


リーダー 「それと言い忘れていたんだけど、今日から青年会の後、皆で行っていたイオン
      のスターバックスでお茶をすることは無ね。もちろん個人的にいくぶんには
      構わないけど。理由はこの中で結婚したカップルが多くいる。そうした人たち
      はグループ交際から始まって、見事目的を果たしたわけだから、もう行く意味
      がない。」
BNさん 「それはさみしいね。青年会の後のお茶の時間も楽しみだったんだけどね。」


リーダー「それならBNさん、教会のすぐ近くにあるマックでお茶するのはどうですか?」


BNさん 「いい考えだね。俺もマックが好きだし。」


津田牧師 「ところで質問なんですけど、なんでBNさんって言うんですか?」


D君 「それは津田SL。前にも言いましたけど、青年会では皆あだ名で呼ぶことにしてるん
    です。BNさんの本名は樗澤。だからBN、それにBMWが好きなんでね。」
                                     つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)5816話

12/10(日)7:40 D君は先週の日曜日に教会であった出来事を思い出していた。(12月は一年で一番人間が人間らしくなるというか、感傷的になるというか、内向的になるというか
、とにかくこの一年の総決算の月で、複雑に絡み合った配線を元道理の位置に戻す作業が、
普段の月に追加してあるので、とにかく忙しくあっという間に、もう1/3が終わった。
 先週の青年会はとにかく忙しかった。まず12時半頃に食事の準備ができ、皆席に着いた。
津田牧師は僕とリーダーの間に座った。


 リーダー 「それでは約3年ぶりのリアル青年会を始めたいと思います。皆さんもう気づ
       いているかと思いますが、津田牧師の希望なので今日は特別参加します。
       それでは一言お祈りします。、、、、、、、、
                                   
皆が食べ始めると、D君は小声ですぐ横にいる津田牧師に向かって「津田SL、遠慮しないでどんどん食べてください。」と言った。食事は「豚汁」の他に各自が持ち込んだおかずが、
テーブルに並んでいた。


12:45
リーダー 「今年もあとわずかしかないね。でも例年通りクリスマス祝会は12/24に行う
      予定ですが、とにかく時間がありません。本当はイエスさまの生誕劇をしたい
      ところですが、練習する時間がないので、今年は特別賛美「もろびとこぞりて
      、荒野の果てに、きよしこの夜」を皆で歌いたいと思います。
       それとクリスマスカードは12/10までに用意しますので、12/10の青年会では
      皆に配れると思います。」
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)5815話

12:15


津田牧師 「やあ。すみませんね。まだ35歳なもんで、ぎりぎり青年かもしれないんで
      今日から混ぜてください。」(D君は津田牧師の腰が低いのがうれしくなった
      。彼ならマタイによる福音書23章問題を、重く受け止めてくれそうな予感がし    
      た。」
リーダー 「全然若いですよ。僕なんかもう44ですよ。でも本人が青年と思っていれば
      何歳でも構いません。」
BNさん 「そうだよ。俺なんてもう58だよ。でも心は20代。すみません、ため口で話しち
     ゃって。」
                                     つづく