暖かく無関心なホッとする人(P君)5820話

D君 「そもそも、もし経済的な安定、金持ちになりたいのなら、牧師という職業
    は最も人気がないでしょう。その収入は信徒の献金に掛かっていて、絶対
    この金額だけ貰えるという保証などないからです。またそういったことを
    望んでいるのなら、牧師になるべきではないです。人間的な要求と牧師は
    こんな人であってほしい、と信徒が望む理想像は 逆です。信徒はイエス様
    に似ている牧師であってほしいと思っています。イエス様はご自分のことを
   人の子と言い、へりくだった態度だった。決っして金銭を求めなかった。いつでも
   悩み苦しんでい人々の(経済的にも)心に寄り添った。
    モーセは神様から献身の召しを受けたが、「私にはできません。」と言って
   断った。(献身の召しは人間的な要求とは正反対、だから出来ないと断わる人は
   正直。またそういう人を神様も求めていると思う。そんな人は「先生」でなくて
   「奉仕者サーバント」が相応しい。そんな人の先頭に立って、お手本になってほしい
   からサーバンド リーダー(SL)です。
                                    つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)5819話

リーダー 「マタイによる福音書23章問題のことだね。」


D君 「流石です。よくそれだけで気が付きましたね。」


リーダー 「流石なのはD君きみだよ。本当に君は「ローリングストーン」のような人だね
      。転がる石はすべてをなぎ倒す。怖いものしらず。相手が牧師であろうが間違
      っていると思うことは平気で物申す。」


D君 「ではなぜ「先生」の代わりに「SL」にしたのはわかりますか?」


リーダー 「サーバントは奉仕者という意味、リーダーは指導者先導者という意味だね。」


D君 「何か変だとは思いませんか?」


リーダー 「というと。」


D君 「奉仕者は指導者とは全く別の人格。サーバントはリーダーの命令を受けて動き出す
    。この二つを一人でするのって変ですよね、」


リーダー 「そうだね。」


D君 「でもリーダーには先導者という意味もあります。先導者のイメージは一人先頭に立
    って黙って黙々と作業する人。指導者は自分では何もしないで、苦労なことは下っ
    端の奉仕者にやらせる。
    イエス様はそんな人間にならないようにと注意したにもかかわらず、そんな牧師が
    多いのは「先生」という名前に原因があると思います。だからイエス様は「あなた
    がたは先生と呼ばれてはならない。と釘を刺したんだと思います。    
     考えて見てください。牧師は宗教法人の名のもとに普通なら家賃5~10万円は
    するであろう物件にただで住めます。その頃、賃貸に住む信徒はホームレスになら
    ないよう必死に働いています。それなのに献金します。
                                      つづく
                                             
                                           

















































~

暖かく無関心なホッとする人(P君)5818話

13;30
D君 「津田SLはマックのグラコロは食べたことありますか?」


津田SL 「ないけどそれが何か?」


D君 「一度食べてみてください。なかなかの味ですよ。」


リーダー 「ところでD君に聞きたいんだけど、さっきから津田牧師のことを
      「先生」じゃなくて「SL」と言っているけど、それはどういう意味?」


D君 「リーダーなら真っ先に気が付くと思っていました。SLというのは
   Servant  Leaderの略です。」
                                   つづく