暖かく無関心なホッとする人(P君)2361話

 8時、リーナを起こす時間だ。D君は食卓の椅子から立ち上がり、寝室に戻りーーーー
ベッドの上で寝ているリーナに出来るだけ近づいて、あぐらをかいて座り、後頭部と背中
に手のひらを差し込み、息を止めて「よいしょ。」と持ち上げた。座った姿勢になり、
上半身がグラグラしている彼女を横から抱きしめ、左耳に囁いた。
D君 「おはようリーナ。朝だよ。」
リーナ 「うーん。むにゃむにゃ。」
D君 「だめか?よしもっと強く抱きしめよう。」さっきの1.5倍強く抱きしめると
リーナ 「痛い。痛いよディーン。イタ気持を通り越してる。」
D君 「ごめんごめん、今度からもう少し優しくするよ。」
                                     つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2360話

 1/14(日)朝6時、D君は起きた。彼はリーナを起こさないよう静かにベッドから出て
ーーーーーーーー脱衣室で顔を洗い、着替えた。それから台所に行きーーーお湯を沸かし
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~しばらくして、お湯が沸いたので。。。。
ポットのお湯を入れ換え、それでインスタントコーヒーを作り☕~それを一口飲んだ。
D君 「まだ6時20分だ。リーナを起こすのは8時。それまでたっぷり時間があるけど今朝
   は日曜日だから読まなくていいんだ。こんなに時間のある時間はあんまりない。」
と思いながら、スマホにメールが着ていないかチェックした。すると昨晩の夜11時ごろ
聡(ゲンP)からメールが着ていた。


大輔へ  今日の午前10時ごろ、檜山の住んでいる家の近くのJR荻久保駅で、デートの
     待ち合わせをして、檜山と一日中デートしました。かなり好感触でした。
     二人でスケート場に行きました。スケートはいいね。自然に手つなぎデートに
     なるね。詳しくは明日教会で。              by  聡


                                     つづく

暖かく無関心なホッとする人(P君)2359話

 午後8時、D君のインプレッサはリーナを乗せてアパートに着いた。🚙車から降りーー
ーーーーーー階段を上りーーーーーーーー204号室の玄関ドアのロックをD君が解き、
部屋に入り電気をつけ、エアコンを20度に設定しONにした。リーナはお風呂を沸かしに
行った。----D君はインスタントコーヒーを作り☕~、TVを見ながら飲んでた。
 午後8時20分、
リーナ 「お風呂が沸いたみたいだから入って来る。」----
                                    つづく