暖かく無関心なホットする人(P君) 732話

 午後4時30分、D君のインプレッサはリカちゃんの家に着いた。玄関のドアを開け、
「ただいま!」と元気よくミカ、リカ、D君の順に入った。「あっ、OOさん、お待ちしてました。お父さんOOさんがいらっしゃいましたよ!」奥の部屋からリカちゃんパパが出て来て「OOさん、よくいらっしゃいました。お疲れでしょう。夕飯までまだ時間がありますから、こちらでくつろいで下さい。ブラックコーヒーでよかったんですよね?」
「ええ、ブラックでお願いします。」D君とリカちゃんはソファーに座った。「私達が
先に帰ったのは、リーダー達を二人っきりにさせるためでしょ。」「そうだよ。意外と
リーダーは恋愛に奥手で、誰かがサポートしないと前に進んでいかないんじゃないかと
思ったからだよ。」「リーダーをサポートするのはディーンが最適。」「ガッキーは
結婚する気満々だね。ガッキーはリーダーの事を結婚相手として見ているんだけど、
リーダーはその気持ちに答えられるかが問題だけど、今日の表情は恋人を見ている顔だったね。」
                                    つづく