暖かく無関心なホットする人(P君) 679話

 5月28日(日)朝6時、D君は起きた。室温26度、彼は洗面所で朝の支度をした。
ついでに今日着ていくブラックジーンズと白っぽい長袖Tシャツに着替えた。
それから台所に行って、お湯を沸かし、しばらくして沸騰したのでポットのお湯を入れ替えた。それでコーヒーを作り、いつものメニューも作った。
 7時、TVのNHKニュースを見ながら、朝食を食べた。食べながら「今日の午後の練習
でHEDWAYのアコギをデビューさせよう。で、終わったらまたインプレッサのトランク
に入れてアパートに持ってこよう。おっといけね、もう少しでガラムマサラを忘れるところだった。」彼は台所の引き出しからSB食品のガラムマサラパウダーを取り出しカバン
に入れた。カバンの中には聖書、ミクタムCD vol.6の楽譜、財布、スマホ、手帳、ノート、筆記用具、ガラムマサラパウダーを入れた。ギターのハードケースも準備した。
「日曜日は9時45分、セブンイレブン待ち合わせだから、ここを9時10分に出れば間に合う。それまでここで休んでいよう。」
 9時10分、彼はアパートを出た。
                                    つづく