暖かく無関心なホットする人(P君) 551話

 午後2時40分、D君とリカちゃんはアパート近くのコンビニに入った。
「えーと、焼肉弁当でしょ、それと紅茶。リカちゃんは3時のおやつは何がいい?」
「おやつだって(笑)、もう25歳だよ。子供みたい。」「じゃあ、このプリンがいい。
」「プリン、いいね。一人暮らしだと、いつも同じ物しか食べないよ。」
 午後2時45分、ふたりはアパートに帰って来た。D君はお湯を沸かし、そのお湯で紅茶
とコーヒーを作った。さっき買った二つのプリンも、お皿に乗せた。
 午後3時、ふたりは3時のおやつを食べた。食べながら「プリンを食べるなんて何年ぶりだろう?」と思った。
                                   つづく