暖かく無関心なホットする人(P君) 525話

 午後2時40分、D君とリカちゃんはアパートでお茶をしていた。「ケーキは無いけど、
キットカットならあるよ。僕はよくキットカットを食べるから。疲れた時はつい手が出るよ。」「ありがと。」
 午後3時、「そろそろリカちゃんの家の傍の家具屋に行こう。」彼らは車で出かけた。
 午後3時30分、彼らは家具屋に着いた。「まず欲しいのは、ソファーセットだ。本革の
が欲しいけど、今日は買わないで見るだけだよ。リカちゃんの家のソファーと同じ物が
欲しいから、今晩、リカちゃんのお父さんに何処で買ったか聞いてみよう。それと食堂
の机だね。それも買わないけど見るだけ、あとジュータンだ。6畳のが2枚必要だね。
アメリカンな雰囲気にしたいけど、青っぽいのは冬は寒そうだし、真っ赤は夏は熱そうだし、オレンジぽいのが無難かなと思うんだけど、リカちゃんはどう思う?」「いいんじゃないオレンジで。」「あと食器類だけど、僕はセンスないからリカちゃんが好きな食器
に変えていいよ。」「それと家電も、だいぶ古いから結婚を機会に変えよう。あとベッド
と布団も変えよう。」「やることが山ほどあるね。でも楽しい。」「幸い3連休だね。
明日は渋谷のロフトに行くから、リカちゃんが気に入った食器とか買えるよ。ついでに
東急ハンズで何かいいものがあったら買おう。3日目はヤマダ電機で家電を買おう。」
  
                                    つづく