暖かく無関心なホットする人(P君) 526話

 午後5時、「夢中になって見ていたら、つい欲しくなっちゃった。あのソファーセット
本革だし、リカちゃんの家にあったのに、そっくりだよ。」「もうこんな時間だ、
リカちゃん、そろそろ家に帰ろう。」「OK」
 午後5時10時、二人はリカの家に着いた。「ただいまー。」「いらっしゃい、OOさん
。お待ちしてました。」「おじゃまします。」「お父さん、OOさんがいらっしゃいましたよ。」、、、、「OOさん、よくいらっしゃいました。どうぞ、お上がり下さい。」
「おじゃまします。」D君は居間の、お気に入りのソファーに座った。「すみません、
お父さん、ちょっとお聞きしますが、このソファーはどこで買ったんですか?」
「これなら、すぐそこにあるOO家具で買ったんだよ。」「やっぱり、そうでしたか。
さっきOO家具で、リカちゃんの家にあるソファーにそっくりのを見つけ、つい欲しくなりました。誰かに買われると、まずいので今すぐ行って買ってきます。」「すみません、
お母さん、リカちゃん、すぐ戻って来るから。」と言ってD君は出かけた。


                                   つづく