暖かく無関心なホットする人(P君) 521話

 11時15分、彼らは100円ショップを出た。「リカちゃん、お昼は何を食べたい?」
「私が決めるとハンバーグばかりだから、ディーンは何が食べたいの?遠慮しないで。」
「僕が決めると、もしリカちゃんが食べられないと困るから。僕は好き嫌いが無いよ。」
「じゃあ、やっぱりハンバーグが食べたい。」「OK。この先にある洋食屋に行こう。」
 11時20分、彼らは洋食屋に入った。「いらっしゃいませ。」「ハンバーグ定食2つ。」
「ディーン、違う物でもいいのに。」「いいんだ。リカちゃんと同じ物が食べたいんだ。
」しばらくして運ばれて来た。
食べながら「明日、渋谷に行くのに一旦、僕のアパートに来てから歩いて最寄り駅に行けばいいと思う。アパートから徒歩5分だよ。リカちゃんの家からは?」「私の家からは
徒歩10分ぐらい。」「じゃあ、僕のアパートから行った方が楽だから迎えに行くね。
アパートからセブンイレブンまで30分位だから、8時30分ごろ迎えに行くよ。」「OK」


                                   つづく