暖かく無関心なホットする人(P君) 501話

 午後5時30分、二人は洋食屋に入り窓際の席に着いた。「いらっしゃいませ。」
「ハンバーグ定食2つ。あとでブラックコーヒーと紅茶も。」


しばらくしてハンバーグ定食が運ばれて来た。二人は無言で下を向いて祈った。
「じゃあ、いただきます。」。。。。。「うーん、おいしい。」。。。。「おいしいね、ときどき家で作るんだけど、こんなに美味しく出来ないよ。」。。。。。「それは当然。お金を取っているんだから。美味しくなければ、リピーターが付かないよ。」。。。。「どこが違うのかな?」。。。。。「それは教えっこないと思う。」。。。。。。。。「それで稼いでいるんだから。」。。。。。。。。。。
 午後6時40分、「そろそろ帰ろうか?」「うん」
 二人は店を出て、来た道を引き返しインプレッサの置いてある駐車場まで歩いた。
 午後6時50分、二人は駐車場に着いた。
                                   つづく