暖かく無関心なホットする人(P君) 430話

 午後4時30分、D君がスターバックス前で立っていると、リカが大きな紙袋を下げて来た。「間に合った。」「沢山買って来たね。」「だって、こんなチャンスめったに無いよ
。これからのシーズン必要ないけど、全部90%OFFだもん。毛糸の帽子、手袋、靴下、
マフラー、こんなに買って1000円だよ。」「ガッキーは来ていた?」「居なかった。」
「そう。じゃ、帰ろうか。」「うん。」
 午後4時40分、彼らはインプレッサに乗って、セブンイレブン近くのリカの家に向かった。D君は久しぶりにリカちゃんと二人だけで、ゆっくり過ごせて嬉しかった。


                                   つづく