暖かく無関心なホッとする人(P君)5076話

8/15(日)16:45 D君(よく考えてみたら今日は日曜日安息日だ。神様はこの日を人間が
心身共に休むよう、何も仕事(生活上必要なことを除いて)をしないように作られた。
ということは人間には6日連続で働いたら、次の日は休むよう作られていると思う。これは
どんなに高性能なクルマでも、定期的にメンテナンス(バッテリーチェック、水量チェック
 、オイルチェックなど)しないと、とりかえしのつかない故障になってしまう。ーーー
だから人間である自分もそんなに疲れていなくても、日曜日は「何かしなくてはいけない日
」ではなく「疲れていなくても怠ける日」にしようと思った。そんなわけで教会の礼拝の
代わりに始めた小説を書くことを途中だけど中止することにした。そうすることが義務に
なってしまうと、それが重荷になってしまう。それはちょっと違うような気がする。それより自由な発想で「神様から「今、このことを書いたら」と勧められたことを書いた方がいいような気がする。神様は人間に自由意志を与えた。決して強制的に「こうしなければいけない。」と迫るような方ではない。ーーーー最近、ビートルズのアルバム・アビーロードの
「Here comes the sun」を聴いて、この曲を書いたジョージ・ハリソンのことを調べた。
すると色々なことがわかった。彼はデビュー間もないころ、モデルのパティ・ボイドと
知り合いまもなく結婚する。ーーーーだが、しばらくして親友のエリック・クラプトンが
親友ジョージの妻パティに恋をしてしまい(この時書いた曲が有名な「いとしのレイラ」)
、こともあろうにその不倫現場をジョージに目撃されてしまう。ーーーー普通ならこれで
親友関係に決定な亀裂が入り、修復不可能になるところだがーーーーージョージは身を引き、パティと別れた。(エリック・クラプトンはパティを手に入れ、彼女と結婚した。(
なんてひどい男だ。だからどんなに優れたギタリストか知らないが僕は彼が嫌いだ。)ーーーーその後ジョージはエリックを許し、一緒に演奏までしている。彼は残念ながらヒンズー教徒だったらしいが、「敵を愛しなさい」というキリストの教えを実践していた。58歳という若さで亡くなってしまったが、彼がどういう人だったか今、興味がある。
                                     つづく