暖かく無関心なホッとする人(P君)4604話

15:15 D君は今日の分の会社の仕事を終えて、小説を書くことにした。


    「正樹、初めて教会に行く(クロスロード)」107話


 正樹は昨日に続いてヨハネによる福音書20-11から読み始めた。   しかし、マリヤは外で墓のところにたたずんで泣いていた。そして、泣きながら体をかがめて墓の中をのぞき
込んだ。すると、二人の御使いが、イエスの体が置かれたいた場所に、一人は頭のところに
、一人は足のところに、白い衣をまとって座っているのが見えた。彼らは彼女に言った。
「なぜ泣いているのですか?」彼女は言った。「誰かが私の主を取って行きました。どこに
置いたのか私にはわからないのです。」彼女はこう言ってから、後ろを振り向いた。すると
イエスが立っておられるのを見た。しかし彼女にはイエスであることがわからなかった。
イエスは彼女に言われた。「なぜ泣いているのですか?誰を捜しているのですか?」彼女は
、それを園の管理人だと思って言った。「あなたが、あの方を運んだのでしたら、どこに置いたのか言ってください。そうすれば私が引き取ります。」イエスは彼女に言われた。
「マリヤ。」彼女は振り向いて、へブル語で、「ラボ二(先生)。」とイエスに言った。
イエスは彼女に言われた。「わたしにすがりついてはいけません。わたしはまだ父のもとに
上っていないからです。わたしの兄弟たちのところに行って、彼らに「わたしは、わたしの父またあなたがたの神のもとに上る。」と告げなさい。」マグダラのマリヤは、行って、
「私は主にお目にかかりました。」と言い、また、主が彼女にこれらのことを話されたと
弟子たちに告げた。
                                     つづく