暖かく無関心なホッとする人(P君)3916話

15:50 D君(思い出した。今見ているTVドラマ「リモラブ」のヒロイン産業医の美々先生(波留)はSNSのやり取りで、恋に落ちた同じ会社の青林(松下洸平)に告白しようとしたが勇気がなくて出来なかった。それを見ていた後輩の若い男性看護師は我慢できなくなり、代わりに告白しに行った。----途中で彼の恋人が現れ彼はそのことを忘れ、彼女の方に
行ってしまった。----このシーンを見て、「自分一人で告白できない人は「もし本当の
事を言って、断られたらどうしよう?」と告白を恐れ逃げ道を作りやすい。美々先生も青林
にSNSで使っている名前を聞かれて、「栗きんとん(本当は草餅)」と答えてしまった。
なので草餅と答えなかったのでフラれる可能性は消えたが、告白成功の可能性も消えてしまった。そのあとすぐ後輩看護師は「美々先生フラれることを恐れていたら、恋なんかできませんよ。」と忠告した。この後輩の方が美々先生より遥かに精神的に大人だなと思った。
多分、美々先生は医者になったぐらいだから、偏差値が高く勉強ばかりしてきたんだろう。
でも自分から告白してフラれるという体験がなかった人なんだろう。(彼女はかなりの美人
。かつて彼女に告白してくる男性は数多くいた。が全員断った。)だから彼女は告白を断る
ことは簡単にできたが、自分から告白するということが出来ない人だった。普通は自分から
何回も違う人に告白して、撃沈して、どん底から這い上がり、だんだん告白するのが苦に
ならなくなるのに、彼女は勉強ばかりしていたので、その訓練の機会を失っていたと思う。
「出来るだけ若いうちに数多くフラれる恋愛体験をしておかないと、美々先生のように
自分からは恐くて告白できない人になってしまう。」--------
 D君は今晩のリモート青年会の「お題」を考えていた。--------「第一回目は
「好きな食べ物」だった。二回目は「好きな趣味」だった。今日はどうしよう?----
そうだ!!「子供のころ将来なりたかった職業を聞いてみよう?」
                                     つづく