暖かく無関心なホッとする人(P君)3756話

16:35 D君(高気圧と低気圧のことを考えていて、一つ気が付いたことがある。それは
アダルトチルドレン(不機嫌、大人でも心は子供のまま、涼宮ハルヒのようにわがまま)
な人は低気圧なので高気圧(ノンアダルトチルドレン、キョンのような人、このタイプの人は小さい時、親に反抗して精神的に大人になった。自然にはそうはならない。)の人が持つ
余裕のある生き方ができない。(高気圧は多すぎるほどの酸素を持っている。それで低気圧
がそばに来ると、自然に酸素を吸い込まれる。それで風が発生する。)それと似たようなことがアダルトチルドレンとノンアダルトチルドレンの間に発生する。前者は後者に二番目の
親の役目を押し付け離れない。(本当は最初の親がそうすべきだったが、そうできない人だったので二番目の親を探した。)そうすると二番目の親はアダルトチルドレンのわがままを
聞くだけの余裕があるので、甘えさせることができる。(キョンはハルヒのわがままを聞いてあげた。ハルヒに振り回されても、動じない芯の強さがキョンにはあった。低気圧に酸素
を吸い取られても動じない強さが高気圧にはある。)そうして風(酸素)をもらった低気圧
はだんだん普通の気圧になる。(アダルトチルドレンからの卒業)
 考えてみればどこにでもあるパターンだけど、BESTなのは小さいうちに正常な(反抗期
があり、親が甘えさせてくれた人)成長ができた人、で次は大学生の時とかに実家を離れて
一人暮らしして親の支配から脱出できた人(このタイプの人は穏やかに親の価値観から離れ
自己(自我)を形成できる。それらは高気圧と低気圧の組み合わせだと思う。そこには風
(ある時は暴風、台風)家庭内で反抗の嵐が吹くけど、それは正常なこと。それが異常だと
思う親は、その嵐を強引に鎮めようとする。すると表面的には嵐のない理想的な家庭のように世間には思われる。よくニュースで凶悪事件が起き、近所の人がインタビューで犯人の事
を「全然そんな人には見えなかったんですよ。挨拶もちゃんとするし。」とかいうが、その人は犯人の表面しか見ていなかった。犯人は小さい時に反抗できず、いい子を演じて、反抗
したいという気持ちを押さえつけ(抑圧)していてついに爆発した。これは低気圧のそばに
高気圧がなかったので、低気圧のまま大きくなり、そのパワーをもった末の犯行だと思う。
(低気圧が大きくなりすぎると台風になってしまう。)
                                     つづく