暖かく無関心なホッとする人(P君)3740話

9/11(金)7:30 D君は朝食を食べ終え食器をかたずけ、一休みしていた。☕~
食後に食卓に残ってテーブルの隅に置いてあるパソコンに向かった。食卓の
テーブルがテレワークの仕事をするスペースだ。いつも9:00から仕事をすることに
している。食休みに最近思っていることを書き始めた。
D君(どういうわけだろう?「口は禍の元」と言う格言がよく心に響いてくる。
自分の周りの人を見て「今それを言う?」と思うことが多々ある。
「人の振り見て我が振り直せ。」と言う言葉もある。自分ももしかしたら、ときどき
そんな発言をしているかもしないから、どうしても寡黙になってしまう。失言するのは
たいてい疲れている時だ。昼食前とか夕食前だ。そんな時はおなかもすいているから、
血糖値も下がっているから頭が働かない。それでつい「こんなことを今言ったらマズイ
だろう。」というセンサーが動かないから失言してしまうんだろう。わかった。
心に浮かんだ言葉は「これから輸出する物資」と同じだ。それを輸出する前に、粗悪品
だったら削除するのがあたりまえだ。それなのにそのセンサーが働かない時は「今、
それを言う?」というような粗悪品発言をチェックなしに輸出してしまうことに似ている
。その粗悪品を輸入した外国は「なんだこれ?全然使えないじゃないか。」と怒り、「
もうあの会社とは取引しない。」と思うだろう。それと同じようなことが失言した人に
対しても周囲の人は思っている。だから口元に心に浮かんだ言葉をよく吟味するチェック
機関は絶対必要だと思う。たとえ仕事が遅くてもそのチェックがしっかりしている人は一流
だと思う。
                                    つづく