7/24（金）15:30　D君は自宅アパートの食堂のテーブルで、リーナと一緒にお茶を飲んだ後、さっき見ていたTVのニュースを考えていた。☕～
東京都在住のD君はGO to travel キャンペーンから外されていたし、もともと
この4連休に県外に旅行するつもりもなかった。（予想していた通り新型コロナウィルス感染者の棒グラフは、緊急事態宣言解除から右肩上がりに激増している。いくら経済も
回さないといけないと言っても、結果がこうならと思う。最近思うことは、このコロナ
問題と車社会はよく似ているということだ。というのは車にはアクセルとブレーキという
正反対の機能がある。アクセルは経済活動、ブレーキは緊急事態宣言。アクセルをふかす
だけで、ブレーキが利かなかったら大変危険。交通死亡事故が増えるだけだ。今の日本は
まさにこの状態。ブレーキがよく利かない車で街中に出かけるようなもの。しかもこの
「GO to travel キャンペーン」はその車にもっとスピードを出すよう勧めているような事
。車検はPCR検査のような事。その検査をクリアした者だけが外出できる。車なら車検
を受けないで道路に出れば、罰則を受けるのにどうしてこんな簡単なことが、コロナ問題
ではわからないのか？また車間距離も大切だ。前を走る車と十分な車間距離を取っていれば急ブレーキをかけても、接触事故は防げる。交通事故＝新型コロナウィルス感染　だ。
車検を受けて、十分な車間距離をとっていれば、めったなことがない限り交通事故は防げる。なのにそんな基本的なルールも守らないで、車で道路に出れば交通事故が多発するに
決まってる。そんな車を取り締まるのが警察の義務。コロナウィルス感染者が増えないようにするのが政府の義務。経済を回さないと経済的に死者が出るというのはわかるけど、
車検も受けない、車間距離もとらない、ルール違反の車を野放しにしていいはずがない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく