暖かく無関心なホッとする人(P君)3695話(3679話の説明 

 13:00 D君は午後も午前の続きの「ヨハネの黙示録」の勉強を始めた。
20-7~ しかし、千年の終わりに、サタンはその牢から解き放され、(ここを間違える人が多い。なぜならそのすぐ前は「~彼らはキリストと共に、千年の間王になる。」と
書いてあるから、その千年と混同してしまう。これは一種のトリックだと思う。
ここを普通に読むと、「20-7しかし、千年の終わりに、」だから、ほとんどの人はその千年を20-6の千年と同じ千年だと思ってしまう。「そうか、千年というのは終わりがあるんだ。」と簡単に引っかかってしまう。(これに引っかかると、千年には終わりがあると、脳にインプットされてしまう。まさかその千年が変化するとは夢にも思わない。千年には一つしか答えがないと人間は思うが、神様は人間の考えとは違うようだ。黙示録を
書いた神様にとっては、その千年は永遠にも、短い期間にも変化する。
この20-7で言っている千年は地上の千年で極短い期間、終わりがある。
それは20-6の天上の千年(永遠)と違うということを知るのは大変重要。
 (永遠には終わりがない。だから、永遠の場合の千年は終わりがない。)6節の千年は
天上の千年つまり永遠だが、7節の千年は地上の千年を意味する。この7節の千年の
「しかし、~」という言葉の意味を勘違いすると大変なことになる。それは前の文章の
続きでなく、天上の出来事から地上の出来事に文字通り急転直下する。


 20-7は「しかし」ではなく「しかし、そのころ地上では」の方がわかりやすい。7節の
千年は地上の千年、これはごく一時的に神様がサタンを牢に封じ込み、偽りの平和を地上にもたらす期間。実際の1000年ではない。天上の千年(永遠)と、地上の偽りの千年(極短い期間だと思う。)の違いを理解することは、先の4本の鍵と並んで非常に重要な鍵だ。
そこがわからないと黙示録の最後の方(19.20章)は理解できなくなってしまう。
ここをよく理解しないと迷宮に迷い込む。
 だいたいイエス様は信じる人に永遠の命を与えると約束したのに、たったの1000年
だけ共に王になる?そもそもイエス様がおられる天上には時間(1000年)という概念がない。と言うことを忘れているんだろうか?そのことをおかしいと思わないだろうか?ではその1000年の後はどうなるのか?よく考えれば?なのにどうして変に思わないんだろう?


(多分これは20-7で「しかし千年の終わりに、サタンはその牢から解き放され、」と書いてあるせいでそれに引きずられてよく考えもしないで、勝手に20-6の「~彼らはキリストと共に、千年の間王になる。」の千年も20-7のように、終わりのある期間限定の1000年と勘違いしてしまうのだろう。)
ここに重大な罠(トリック)がある。まるで天使が「そうは簡単には教えないぞ。」と言わんばかりに、わざとベールを何重にも張っているようだ。罠に引っかからないよう細心の注意を払いながらゆっくり前に進む。それしかない。黙示録の一つ一つの御言葉を何回も繰り返し読む、そのときイエス様の御言葉も同時に思い出す。そのイエス様の御言葉が正解。
イエス様の御言葉の方に黙示録の文章を合わせなければいけない。
 黙示録の19.20章読むときは、それと並行してイエス様の御言葉を読まないと簡単に
引っかかってしまう。(そしてイエス様の御言葉に合っているか?合っていないか?
のチェックをしながら読まないと、とんでもないおかしな事になってしまう。しかし残念なことに大抵の人はこの19,20章がよくわからない。よくわからないから安易に他人の
書いた聖書注解書などの説を読む。だがイエス様の御言葉だけが正解だということを忘れてはならない。もし黙示録と違うなら、黙示録の読み方のほうが間違っている。黙示録はそのまま読んではいけない。そこには深い意味が隠されている。)
                                    


 8節
地の四方にある諸国の民、すなわち、ゴクとマゴクを惑わすために出て行き
、戦いのために彼らを招集する。彼らの数は海辺の砂のようである。彼らは、地上の広い
平地に上って来て、聖徒たちの陣営と愛された都とを取り囲んだ。すると、天から火が
降って来て、彼らを焼き尽くした。そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには獣も、偽預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける。
(この20章の8~10は19章の19~20に似ている。)
                                    つづく