暖かく無関心なホッとする人(P君)3594話

 2/29(土)15:30 D君はアパートの階段を上り、、、、204号室のドアを開け、下駄箱
の上に置いてあるアルコール消毒液のスプレーを押し両手を消毒した。


D君 「ただいま。」


リーナ 「ああ、おかえり。」


D君はさっきコンビニで買った「鮭弁当」2コと、アルカリ単三乾電池10個を食卓の机に
置いて、先に机の椅子に腰かけて3時のお茶を飲んでいるリーナに話しかけた。


D君 「時々思うんだけど、そこのコンビニの入り口は自動ドアでいいんだけど、
    ごくたまに入り口が自動じゃないのがあるけど、このご時世それは問題だよ。」


リーナはD君にコーヒーを作った。☕~ リーナはコーヒーがあまり好きじゃないので
紅茶を飲んでいた。


リーナ 「そうだよね。どうして全部自動ドアじゃないのかな?今ほどドアノブに触りた
     くないと思ったことはない。」


D君はコーヒーを飲みながら、「とうとう小中の学校が閉鎖したね。安倍さんもこれ以上
感染者が増えたら東京オリンピックの開催も怪しくなって来るから、後で色んな問題が
起きるかもしれないけど、とりあえずのことを考えてしたんだろう。それにしても行き当たりばったりだよね。先々の事を考えて先手を打つって言う考えはないんだろうか?
何か問題が起きてから、それを解決することしか考えてないのかな?」


リーナ 「さっきTVのニュースで聞いたんだけど、ダイヤモンドプリンス船から陰性で
     下船して、北海道に公共交通機関で帰宅した人がまた陽性反応が出たんだって
     ね。これって大問題じゃない?」


D君 「そうだよね。ということは新幹線で帰ったんだよね。新幹線の中で大勢の人と
   濃厚密接したのは間違えない。やっと船から降りられたとか、陰性だから安心だよ
   とか言ってね。みんな北海道に行ったわけだからこれからどんどん北海道に感染者
   が増えると思う。」
                                    つづく