暖かく無関心なホットする人(P君) 96話

 D君はセブンイレブンの前に二人を降ろした。ここから桜井さんの所まで、車で10分
ぐらいだ。「リーダー、土曜日は軽井沢ですね。嬉しいです。友人が結婚してから一緒
にスキーに行く友達もいないので、一人でスキーに行く気にもならないので、正月は実家
にも帰らないで一人アパートにいました。でも去年のクリスマスからV字ダッシュで
底辺から脱出できました。」「イザヤそれは、あなたが目の前にある二つの道の行先を
知っていたからだと思います。最近よく考える事は、「あなた自身はどうなりたいのですか?」ということです。この質問を自問自答してください。他人に合わせるのでなく、「一人っきりになった時、自分はどうなりたいか。」がハッキリわかります。イザヤは
一人っきりになって、自分はどうなりたいか。ハッキリ分かったと思います。
すみません、説教じみたことを言って。」「いいえ、よくわかります。」「長年日曜学校の教師をしていたせいでしょうか?すぐ、説教じみたことを言ってしまい。」「リーダーは、子供のころからガッキーとリカちゃんを知っているんですか?」「ええ、私は20歳ぐらいの大学生の時から日曜学校の教師をしました。そのころ彼女たちは10歳ぐらいですから、小学4年生ぐらいでしょう。」「彼女たちは、その頃と変わりましたか?」
「いいえ三つ子の魂、百までも。と言うように、その頃からガッキーは元気いっぱいな
子供で、リカちゃんは大人しく、誰かがサポートしないと、と言う雰囲気の少女という
感じでした。」D君は今と全然変わらないと思った。そんなことを車の中で話している
内にマックに着いた。


                                 つづく