暖かく無関心なホットする人(P君) 92話

 9時30分になった。三人はインプレッサに乗った。エンジンを掛け車内を暖かくして、「教会に行く途中、桜井さんのアパートに寄って、桜井さんも一緒に行くからね。」
と言った。9時45分頃、マックに着くとD君は一人でマックの店内に入って行った。入口
に桜井さんが立っていた。「イザヤ。すまないね。助かるよ。」と言って店から出て、
二人は車に乗り込んだ。「おはよう。いつも日曜日は一緒だね。」と桜井さんが後部座席
の二人に言うと、ガッキーは「リーダーこれからずっとこの方法で教会に行くっていうのはどうですか?」桜井さんは「OOさんさえよければ、そうしますが、どうですか?」
D君は「ええ、OKです。喜んでお受けします。」と言った。
 教会の会堂が見えて来た。会堂の壁は白いが屋根は黒い、でも今日は屋根も白くて、
全部白い。教会の玄関を入ると、電気ストーブをリカちゃんがつけた。そうか彼女たちが10時頃、このストーブの電気を入れて玄関を暖める係なんだ。四人はそこで10時15分
まで暖まっていた。10時20分になって四人は会堂に行った。


                                 つづく