暖かく無関心なホッとする人(P君)2833話

 午後1時30分、
Bさん 「タイムリーですね。ちょうど今アブラハムについて研究しているんですが、
     彼はどんな時でも父なる神様を第一にしていました。アダムとは対照的です。
    彼は父なる神様より妻のエバを第一にしていました。それが彼の大失敗です。」
リーダー 「いいところに気が付いたね。そうなんだ聖書で祝福された人は全員、父なる
      神様を第一にした人なんだ。モーセは誰よりも父なる神様を第一にしたけど
      兄のアロンはイスラエルの民衆を第一にしてしまい彼らの言いなりになり
      偶像を作ってしまった。ダビデはウリヤの妻バテ・シェバに恋をして不倫の
      罪を犯した。この時のダビデの心を支配していたのはバテ・シェバだった。
      クリスチャンでも恋をすると、父なる神様が第一じゃなくなってしまうのは
      恐ろしいことだよ。恋は盲目とはよく言ったものだよ。」、、、、、、、、
コウちゃん 「でも恋がなかったら、その相手の人と結婚しないんじゃない?」
リーダー 「そうだよね。それが御心に叶った相手なら問題ないんだけど、ダビデのよう
      に御心じゃない人に恋をしてしまうと悪の道に進んでしまう。クリスチャン
      でもね。」、、、、、、、、
Bさん 「自分の場合はどうしてもこの人と結婚したいと思う人と恋に落ちなかった。」
リーダー 「それは不幸中の幸いだね。貴方は選ばれた人ですよ。イエス様もそういう
      人もいるって言ってるね。」、、、、、、、、
キムタク 「以前は早く結婚したかったんですけど、出来なかったっていうことはまだ
      その時じゃなかったんですかね?」
リーダー 「多分そうだと思うよ。時間も父なる神様が支配しているからね。考えてみて
      。父親が生まれたばかりの赤ちゃんに絵本を与えるだろうか?」
キムタク 「与えませんね。まだ字が読めませんからね。」
リーダー 「そうだよね。それと同じようにまだ結婚するには早すぎると思った人には
      神様は結婚させないと思うよ。これには精神的な成熟さが必要だよ。」
キムタク 「自分は精神的に子供だったから、神様は結婚させなかったんですね。」
リーダー 「だと思うよ。」
キムタク 「でもあれからいろんなことがあって、少しは成長したと思います。」
リーダー 「孤独が人を成長させるって聞いたことない?」
キムタク 「あると思います。」
リーダー 「じゃあ、一人で生きられる人は二人でも生きられるっていうのは?」
キムタク 「ありますがどういう意味かよくわかりません。」
リーダー 「一人暮らししたことのある人は料理洗濯掃除の家事全般を一応できるよね。
      キムタクは一人暮らしだからだいたい出来るよね?」
キムタク 「ええまあ一応。」
リーダー 「それが大事なんだ。もし一人暮らししたことのない人が結婚したとしたら
      、奥さんをお母さんと思って家事を何もしない人になってしまう。
      そうなると奥さんは「自分ばっかなんで家事を全部やらなきゃいけないの?
      」となるよね。共稼ぎの夫婦なら余計にね。そうなると険悪な雰囲気になり
      、最悪は離婚ということになる。一人暮らししたことが無い人は相手に対し
      ての要求が多いんだ。母親が基準になっているからね。一度一人暮らしして
      その基準を壊して、自分の家事能力が基準なれば結婚相手に要求するんじゃ
      なくて、感謝しかないと思うよ。だから一人暮らししているキムタクは
      結婚する準備が出来ていると思うよ。」
                                     つづく