暖かく無関心なホットする人(P君) 78話

 D君は会社帰りにスーパーに立ち寄り、赤いきつね、チャルメラ、焼肉弁当を買い物
籠に入れた。「あとなんかついでに買う物はあったかな?」そうだ、食パンが終わりそうだ、あとジャムもあんまりなかったな。」と、それらも籠に入れてレジに行った。
 アパートに帰ると部屋は寒く、8度しかなかった。彼はエアコンで部屋を暖める間、朝のようにコーヒーを飲んだ。「ブルックッスのグアテマラコーヒーは美味しかったな。
ゴールドブレンドが終わったら、今度またそれにするか?」そんなことを思っていたら
部屋が暖かくなってきた。「さっき買った焼肉弁当が温かい内に食べるか。」彼はポットのお湯でお茶を入れ、TVを見ながら焼肉弁当を食べた。6時30分だった。
 7時になったので彼はエレミヤ記を読み始めた。するとイザヤ書と違いわかりやすい書
だったが、悲惨というか、エレミヤは、かわいそうな預言者だった。ついストーリーに
引き込まれて行った。そのためか、あっという間に読み切ってしまった。


                                 つづく