暖かく無関心なホットする人(P君) 65話

 1月21日(土)、D君は嬉しかった。「やった。今日は土曜日だ。」6時に起きた彼は
、ブラックコーヒーを飲み、部屋を暖めてからカジュアルな服に着替えて、洗面所に行き
準備をした。それから台所に行き、いつものメニューを作った。彼は毎日同じメニュー
でも飽きなかった。もっと他に興味のあることがある。聖書の事、教会の青年会の事、他
朝食を食べながら今日の予定を考えた。「きょうは土曜日だ。自分へ御褒美をあげよう。
外で何か食べよう。」「最近シュウマイを食べていないな。あとエビチリも食べたいな。そうだ中華の店に行こう。それとスーパーで一週間分の食材も買おう、コンビニで乾電池も買わなきゃ。」と思った。
 6時30分になったので、いつものメニューを用意した。7時からNHKニュースを見ながら朝食をした。食べながら「イザヤ書は長いなあ。外から帰ったら、午後からイザヤ書
を読もう。用事は午前中に済まそう、いつも行くラーメン屋にあるだろうから、それは
お昼にしよう。」と思った。
 食べ終わった彼は今日の予定をメモした。窓から外を見ると、まだ雪が降っていた、
もう10cmぐらい積もっていた。


                                  つづく