暖かく無関心なホッとする人(P君)2543話

 午前10時、キャンプ場は天気も良いせいか人でいっぱいだった。D君達は青年会の皆が
集まっているところに来ると、もうすでに火を起こしてバーベキューセットが3セット立っていた。D君はすぐ1セットはバーベキューが趣味なプーさんのだと分かった。
プーさん 「遅い遅い、大輔。」
D君 「わるいわるい、道が混んでてさ。」
プーさん 「こんな絶好のキャンプ日和はないから、混むに決ってるだろ。ああ腹減った
      、食料を早く鉄板の上に置いてくれよ。鉄板も胃袋もスタンバっている。」
D君 「OK。」
                                    つづく