暖かく無関心なホッとする人(P君)2017話

 12/28(木)朝6時、D君は起きた。室温18度、温かい。当然だ、夜じゅうエアコンを
つけっぱなしだからだ。この年末年始の大事な忙しい時期にインフルエンザにでもなれば
大変だ。お金より健康の方が大切だ。健康を失って病気になれば、もっとお金が掛かる。
リーナはスヤスヤ気持ちよさそうに寝ている。彼は脱衣室に行って顔を洗い、服を着替えた。それから台所に行って、お湯を沸かし~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~しばらくしてお湯が沸いたのでポットのお湯を入れ替え、そのお湯でコーヒーを作り☕~それを一口飲んだ。彼はいつも食卓の上で聖書を読んでいた。その方が集中できるからだ。
 6時15分、聖書を読む時間だ。今朝読む個所はマタイによる福音書4章。ヨハネから
バプテスマを受けたイエス様は悪魔の試みを受けるために、御霊に導かれて荒野に上って
行った。そこで40日40夜断食したあとで空腹を覚えた。そのとき試みる者が近づいてきた。第1の試みは「「あなたが神の子なら、この石がパンになるように、命じなさい。」
と書いてある。」だったが、イエス様はこれを聖書の御言葉で撃退した。
上手くいかなかった試みる者(悪魔)はイエス様を聖なる都(エルサレム)に連れて行って神殿の頂に立たせ言った。「「あなたが神の子なら、下に身を投げてみなさい。「神は御使いたちに命じて、その手にあなたをささえさせ、あなたの足が石に打ち当たる事のようにされる。」と書いてある。」と言って来たが、これも聖書の御言葉で撃退した。
 最後に悪魔はイエス様を非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて、「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」と
言ってきたが、これも聖書の御言葉で撃退した。諦めた悪魔はイエス様から離れて行って
、御使い達が近づいてきてイエス様に仕えた。ここを読んで以前リーダーが言ったことを
思い出した。「悪魔は自分が神の様になりたくて堕落した。堕落する前のサタン(悪魔)はルシファーと言う名の神様の御近くにいる第1線の天使だった。彼は神様の御言葉を
よく知っていた。神様の御言葉には従わないといけないと思っていたが堕落してしまった
。それで神の国を追い出され、空中に降りて来た。でイエス様の所に来て試みたが主は
3回とも聖書の御言葉で撃退した。これには訳がある。御言葉を突きつけられた悪魔は
彼でさえ御言葉には逆らえない。それは法律のようであって、犯罪者であっても法律に
従って裁かれる。イエス様は自分で勝とうとしたのではなく「ここにこう書いてありますよ。あなたはこの御言葉をどう思いますか?」とサタンに逆質問した。サタンは質問され
神様の御言葉には逆らえないので苦しくなり、それが3回も続いたので、これ以上そばに
居たくなく離れて行った。」
                                    つづく