暖かく無関心なホッとする人(P君)2018話

 12/28(木)朝7時、リーナを起こす時間だ。D君は寝室に戻ってダブルベッドに乗り
寝ているリーナに出来るだけ近づいて、あぐらをかいて座り、両手を上に向けて彼女の
後頭部と肩の辺の差し込み、息を止め「よいしょ。」と持ち上げ、座った姿勢の彼女の
上半身がグラグラしないよう、横から抱きしめ左耳に囁いた。
D君 「おはようリーナ、具合はどう?」
リーナ 「うーん、むにゃむにゃ。」
D君 「だめだ、しかたない。」彼は彼女をもっと強く抱きしめた。
リーナ 「うーん、気持ちいい。」
D君 「起きたみたいだね。どう体調は?」
リーナ 「もう全然平気。」
D君 「それはよかった。」
リーナ 「ちょっとシャワーに行ってくる。」
                                   つづく