暖かく無関心なホッとする人(P君)1954話

 午後3時30分、彼らは会議室の折り畳み式のスチール製の長いテーブルに、両腕を枕にして昼寝していたのから、真っ先にD君が起きた。彼の特技は指定した時間にスッと起きられる事だった。
D君 「みんな、起きる時間だよ。」
皆 「うーん、よく寝た。」
隆一 「こうして起きて皆が机の上で同じ姿勢で起きるのを見ると、中学のときの同じ
   クラスの昼休みを思い出すね。」
三井 「そうそう、そんな感じ。」
ナーちゃん  「なんか、懐かしい感じ。」
リーダー 「みんな疲れは取れたかな?これからクリスマス祝会の会場の準備をします。
      多分4時頃には終わると思います。そのあと白いテーブルクロスを引いたり
、花を飾ったりするけどそれは女性の腕の見せ所だよね。5時頃から婦人会の方々が腕に
よりをかけて作ったケーキと、ケンタッキーにも負けない美味しいフライドチキンと、
フライドポテト、コンソメスープ、サンドイッチ、ポテトサラダ。飲み物はコーヒー、
オレンジジュース、ウーロン茶がテーブルに運ばれます。
 そのころ会堂の中にもクリスマスソングが流れだします、それから普段は置かない
玄関の外部にスピーカーからもクリスマスソングが流れだします。外は暗くなりますが、
白い教会の外壁はスポットライトで照らされます。一見の価値があります。スマホで
写真に撮って友達に送れば、インスタ映え間違えないです。特に女の子に送れば私も
この教会に行ってみたいと思うよ。」
                                    つづく