「距離感」

 最近よく思う事は、人間関係は距離感が大切だと思う事です。この距離感を間違えなければ、大抵の人とは上手く付き合えます。
 ひとつ小説のようなフィクションを書きます。会社のオフィスにE子と言う女性がいたとします。彼女とは会社で挨拶をするくらいで、プライベートなことは一切知りません。何県出身とか、何人兄弟とか、彼氏がいるか、一切知りません。彼女は、自分から自分のことを話すタイプではありません。でも主人公のD君はE子のことが気になって仕方ありません。
 しかしE子はD君に無関心です。例えば、D君とE子の距離感が500mだとします。D君
は、この二人の距離を縮めたいと思っていますが、E子は500mの距離感がベストだと思っていました。ここでD君が500mの距離感を保てばいいのですが、この距離感を保たないでいると問題が起きます。ストーカーなどは、この距離を保てなくなった人です。
この人は相手なしには生きられなく、完全に相手に依存しています。ある人に依存するのは危険な状態です。言ってみれば、前を走る車と車間距離が1mしか離れていない車みたいな危険な状態です。話が脱線しましたが、とにかく人との距離感は大切だと言う事です。 
 これからクリスマスで初めて教会に来る人がいるかも知れませんが、その人との距離感に気を使わなければいけません。毎週教会で会うクリスチャンの人との距離感が10mだとしたら、それらの人と同じ距離感ではいけません。かと言って、あまりに無関心でもいけません。(500m) だから私は100mでいこうと思っています。
 私は仕事柄よくタクシーに乗りますが、そのときタクシーの運転手さんとの距離感に
気を使っています。あまりに無言だと冷たく感じ(1000m)。 かと言って、うるさいほどしゃべると気が散って運転の妨げになります。(10m)  だから、(100m)ぐらいにして、ちょっとした世間話にしています。そのようにいつも人との距離感に気を付けています。