暖かく無関心なホッとする人(P君)1856話

 7時20分、
D君 「それで思ったんだけど相手と会った時まず、目の前に見えないガラスが
置いてあると想像するんだ。すると自分だけのスペースができる。相手にも
その人だけのスペースができる。で、自分だけのスペースの範囲内なら何を
しても自由だ。その中に信教の自由、個人情報の自由、などがある。そこに
他人が踏み込むことは許されない。だから50%しか自分のことは言えない。
それでFULLだ。残りの50%は相手が自由にきめられる。さっきのカルテットの話で
勝手にレモンを唐揚げの大皿全部に掛けた人は、他人との境界線のガラスが無い人で
、勝手に他人の領分に入り込み、その人の唐揚げに勝手にレモンをかけた。
それで高橋一生は怒った。それは当然のこと。だから「レモンありますね。」と
注意を促した。「ここにレモンという境界線がありますね。勝手に人の領分に
入らないでください。人の唐揚げにレモンをかけないでください。」長く言えば
そういう意味だった。だから、まず他人との境界線のガラスを意識して、その
範囲内で「実は困ったことがあるんですよ。~~~~~が(この場合、個人名
を出さないこと、自分が個人情報のストッパーになること。)~~~~~~~
なんです。」で終わり。相手に「だから、あなたはこうして下さい。」と言うのは
他人の領分に勝手に入り込むことになる。それは50%以上の事をしていることになる。本人は良い事をしているつもりだろうが、個人の自由ということを無視している。
それが良い事だと、ついやってしまいがちだが、そこで目の前の透明なガラスを
意識すれば止められるよ。」
                                つづく