暖かく無関心なホッとする人(P君)1424話

 午後5時15分、D君は会社の仕事が終わり、駐車場に歩いていく途中リカに電話した。
リカ 📱「ブルルル、ブルルル、ディーン。」
D君 📱「リカちゃん元気、ごめんね昨日電話しなくて。」
リカ 「ううん、そんなことよりディーンこそ昨日電話が無かったから、風邪でも引いた
    のかな?でも熱でも出して寝込んでいたら電話は迷惑だしどうしたらいいか?
    思っていたの。」
D君 「ごめん、僕は何ともないよ。リカちゃんの言う通り今週は外食にしているよ。
   昨日は「かつ丼」を食べたよ。」
リカ 「よかった。ホッとした。」
D君 「ところで、いつまで会社の仕事を続けたい?」
リカ 「課長には「来週の月曜日が結婚式だから来週は休ませてください。」って言って
   ある。先の事はわからないけど今は結婚しても、仕事を続けたいと思っている。」
D君 「わかった。それとちょっと思ったんだけど、結婚式を挙げるまで二人とも必死に
   なって、結婚式という大イベントに向かって、タッグを組んでまっしぐらだけど、
   結婚式という目標が無くなってしまって、次の目標が無いとタッグを組む必要が
   なくなって危険だと思うよ。そこまで考えている人は少ないんじゃないかな?」
リカ 「確かにディーンの言う通りだと思う。次の目標は何がいいかな?」
D君 「目標は高いほどいいと思う。すぐ簡単に達成できたら、また次の目標を見つけな 
   いといけなくなる。そこで僕が考えたのは、今教会の礼拝に出席する人数は50人
   ぐらいだけど、100人を目標にすればいいんじゃないかな。でも問題は自分の信仰   を守ることで精いっぱいで、他人に伝道する余力がない人が多い。ちょっと考えてほとしいのは、マッチ棒1本の火は、そのままだとすぐ消えてしまうけど、その火を焚火に点火すれば大きな火になり、そう簡単には消せない。逆に近づくと燃えてしまう。信仰も火に
似ている。マッチ棒の火のようだと簡単に消えてしまう。信仰も自分だけ守っていればいいと思っていると自分の信仰の火も消えてしまう。でなくて他人にその火をうつせば
段々その火は大きくなっていく、そうすれば自分の火も消えない。問題は他人に、その火
をうつすテクニック(伝道)が解らない人が多いことだ。イエス様が最初ペテロを弟子に
した時、「あなたを人間を取る漁師にしてあげよう。」と言いました。ここに伝道の極意
があります。漁師は出来るだけ魚に警戒心を与えないようにします。釣り竿のときも網の
ときも罠を隠します。で気づいたらクリスチャンになっていたのが理想です。アンデレ
伝道というのを知ってるかな?12弟子でペテロの弟だったアンデレは兄ペテロに比べ
社交的な人だった。イエス様はペテロも救いたかったが、まず弟のアンデレを救おうと
思った。アンデレが救われれば、兄のペテロも「弟がしつこく誘うから1度、イエスという人に会ってみるか。」と思い。ついには救われました。
                                    つづく