「決して消えない炎」

 「見て見ないふり」という言葉がある。近くで人がいじめられていても自分に飛び火しないように知らんぷりをする人のこと。どんな「いじめ」にも、そういう人はそばにいると思う。かわいそうに思うだけでその人を助けようとはしない。しかし、そのイヤな思いは消えないで、くすぶり続ける。それに似たことが聖書の世界にもある。この炎は「聖書の御言葉の炎」で、永遠に消せないで燃え続ける。その炎は「我々」という名の炎です。
 教会に行って「あの説」に触れるたび無口でも、心では「そうでない!聖書にはこう書いてある。」と叫んでいます。もしかしたら、そう思っているクリスチャンはサイレント マジョリティー(物言わぬ 多数派)と言えるのではないだろうか。自分の意志でなく、親の代から惰性で教会に通うクリスチャンはそれで済むかもしれないが、求道者や熱心に聖書を読むクリスチャンは「あの説」と聖書に矛盾を感じ、まるで消えない炎が心の中で燃え続けるようです。
 昔アタナシウスは、この聖書の御言葉の炎を間違って消してしまった。(本人は、そのつもりが無かったとしても、結果的に聖書の真実がゆがめられてしまった。)


 サイレントマジョリティーの歌詞は興味深いことを言っているので書いておきます。


    サイレントマジョリティー   欅坂46  作詞 秋元康  作曲 バグベア



   人が溢れた交差点を どこへ行く?(押し流され)
   似たような服を着て 似たような表情で
  
   群れの中に紛れるように 歩いてる(疑わずに)
   誰かと違うことに 何をためらうのだろう
   先行く人が振り返り 列を乱すなと
   ルールを説くけど その目は死んでいる


   君は君らしく生きていく自由があるんだ
   大人たちに支配されるな
   初めから そうあきらめてしまったら
   僕らは何のために生まれたのか?
   夢を見ることは時には孤独にもなるよ
   誰もいない道を進むんだ
   この世界は群れていても始まらない
   Yesでいいのか?
   サイレントマジョリティー


   どこかの国の大統領が 言っていた(曲解して)
   声を上げない者たちは 賛成していると


   選べることが大事なんだ 人に任せるな
   行動しなければ Noと伝わらない


   君は君らしくやりたいことをやるだけさ
   One of Themに成り下がるな
   ここにいる人の数だけ道はある
   自分の夢の方に歩けばいい
   見栄やプライドの鎖に繋がれたような
   つまらない大人は置いて行け
   さあ未来は君たちのためにある。
   No!と言いなよ!
   サイレントマジョリティー



   誰かの後 ついて行けば
   傷つかないけど その群れが
   総意だと ひとまとめにされる


   君は君らしく生きて行く自由があるんだ
   大人たちに支配されるな
   初めから そうあきらめてしまったら
   僕らは何のために生まれたのか?
   夢を見ることは時には孤独にもなるよ
   誰もいない道を進むんだ
   この世界は群れていても始まらない
   Yesでいいのか?
   サイレントマジョリティー