暖かく無関心なホットする人(P君)922話

 7月8日(土)朝6時D君は起きた。室温28度、エアコンを26度に設定してONにした。今日は待ちに待った青年会のバーベキュー&花火大会の日だ。7時50分までにリカちゃん
の家に着かなければならない。それには7時20分にはアパートを出なければならない。
大丈夫だ間に合う。彼は洗面所で朝の支度をした。上は白いTシャツ、下は青いジーンズ
。それから台所に行ってお湯を沸かし、しばらくして沸騰したのでポットのお湯を入れ替えた。それでコーヒーを作った。いつものメニューも作った。いつもよりハイペースで
やったので、まだ6時40分だった。
 6時40分、彼は今日の天気予報が気になっていたので、NHKニュースの前の6時50分
から放送する天気予報を見ながら朝食を食べた。食べながらTVを見ていると、降水確率
は10/20/30%だった。朝のうちは天気が良いが、西から天気が崩れて来て夜は段々悪くなる。天気は1日中曇りで気温は29度ぐらいだそうだ。彼は「曇っていてラッキーだ。今日
はそんなに暑くない。明日は雨だろう。ギリギリセーフだな。」と思った。彼は食べ終わった。まだ7時だ。冷蔵庫から2Lサイズのジュース、コーラ、アイスコーヒー、ウーロン茶と3本の水のペットボトルとジャガイモ、バターを出した。それから流し台の下から小さい鍋、バーべキューセットと木炭、チャッカマンを出し、急いでインプレッサの
トランクに積み込んだ。全部積んだ彼は入口のドアをロックし、走るように車に乗り込んだ。腕時計を見ると7時21分だった。「よし何とか間に合いそうだ。」と思いエンジンを
かけ、リカちゃん達の待つセブンイレブンに向かった。
                                    つづく