暖かく無関心なホットする人(P君)921話

 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのは創世記25章だ。意外な事にアブラハムは
サラの死後、再婚している。彼は175歳の長寿で死んだ。彼は妻サラと同じ墓に葬られた。アブラハムの死後、神は彼の子イサクを祝福された。その後イサクは40歳の時、
リベカと結婚した。妻リベカは双子を身ごもった。出産時、最初に出て来た子は、赤くて
全身毛衣のようであった。それでその子をエソウと名付けた。そのあとで弟が出て来たが
、その手はエソウのかかとをつかんでいた。それでその子をヤコブと名付けた。イサクは
その時、60歳だった。その後、2人の息子は対照的になった。兄エソウはアウトドア派
の人で野原で狩りをするのが好きだった。弟ヤコブはインドア派の人で穏やかで天幕の
中に居た。イサクはエソウが好きだった。それはエソウが狩りで得た獲物で作った料理が
好物だったからだ。リベカはヤコブの方が好きだった。ある日、ヤコブが煮物を煮ている時、エソウが飢え疲れて野から帰って来た。それでエソウはヤコブに言った。
「どうか、その赤いのを、そこの赤い物を私に食べさせてくれ。私は飢え疲れているのだから。」これはチャンスだと思ったヤコブは「今すぐ、あなたの長子の権利を私に売りなさい。」と交換条件を示した。エソウは今だけの欲望を満たすことしか考えず、大切な
長子の特権をヤコブに売ってしまった。
                                    つづく