暖かく無関心なホットする人(P君)917話

 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのは創世記24章だ。アブラハムは歳をとった。
自分の全財産を管理している家の最年長のしもべに主にかけて誓わせた。「私が一緒に
住んでいるカナン人の娘の中から、私の息子の妻をめとってはならない。あなたは私の
生まれ故郷に行き、私の息子イサクのために妻を迎えなさい。」と言った。
 そのしもべは、もしその娘が私についてこの国に来なかったら、逆に娘の所にイサク
が行くんでしょうか?と聞いたが、アブラハムはそれを否定し、息子をそこ連れて行かないよう戒めた。
 それからその僕は主人アブラハムの10頭のラクダに様々な貴重品を乗せ、アブラハム
のすぐ下の弟ナホムの住むアラム ナハライムに着いた。彼は夕暮れ時、町の外の井戸の
所にラクダをふさせ、必死に祈った。それはとても丁寧な娘で、願った以上の事をしてくれる娘こそイサクと結婚する娘として下さい。と言う祈りだった。彼が祈り終わらない
うちに祈った通りの娘が現れた。その娘は非常に美しかった。男なら誰もが振り返る
超美人だった。話を聞いてみると、その娘はナホムの孫娘だった。
                                    つづく