暖かく無関心なホットする人(P君)916話

 午後5時40分、D君は会社の帰りスーパーに寄った。店に入ると、パン売り場でマック
のパンのような丸いパン買った。まさか自分でそっくりの物を作るなんて考えていなかった。パンの中身はハンバーグとスライスチーズとレタス、トマトだったような気がする。
それなら前の晩ハンバーグを作って置いて翌日の朝、それをレンジで温めれば5分ぐらいでハンバーガーが作れる。早速、明日の朝作ってみよう。あとはバターを買った。
 レジで会計を済ませ、インプレッサに乗り込みエンジンを掛けアパートに向かった。
 午後6時、車はアパートに着いた。室温29度、エアコンを26度に設定してONにした。
彼は冷蔵庫から牛挽肉と豚挽肉と玉ネギを出した。玉ねぎ1個を微塵切りにして牛3:豚7
の割合で挽肉と一緒にボールで混ぜた。大きいハンバーグ1個は今晩用、中くらいの2個は明日の朝作るハンバーガー用。フライパンに油を引き火で熱し、3つのハンバーグを
作った。同時進行でご飯を炊いた。キャベツを微塵切りにして、お皿に大きいハンバーグ
とキャベツを乗せた。デミグラスソースとケチャップを混ぜたソースをかけた。コンソメ
スープも作った。中くらいの2個のハンバーグは冷蔵庫に閉まった。
 午後6時30分、彼はTVを見ながら夕飯を食べた。
                                    つづく