暖かく無関心なホットする人(P君)819話

 午後5時、D君が「そろそろ夕食のカレーを作りますか?」と、リカちゃんママに聞いた。「ええ、お願いします。」D君は台所に向かった。台所の流し台には、牛肉、玉ねぎ
、人参、にんにく、ハウスジャワカレー中辛、SBカレー粉、サラダ油、が並んでいた。
D君はまずカレー用の大きい鍋に油を引いて、火で熱してからカレー用の牛のブロック肉
を炒めた。それから切った玉ねぎ、人参、にんにくを入れ、ヒタヒタになるまで水を入れ
強火で煮た。一番硬い人参が柔らかくなったので火を止め、ハウスジャワカレー中辛の
ルーとSBカレー粉を大さじ一杯入れて、SB食品のガラムマサラパウダーを振り掛けた。D君は「これは魔法の粉だ。」と思った。それらをかき混ぜ味見してみた。D君は「よし
、カレーが出来ました。」と言った。リカちゃんママは昨日炊いた少し硬いご飯をレンジ
でチンしてから「里香、美香、夕食の準備を手伝って。」と言った。2階にいた二人は降りて来た。「里香は野菜サラダを作って。」「美香は、ご飯をカレー皿に付けて。」
 午後5時50分、「おとうさん、夕食の用意が出来ましたよ。」とリカちゃんママが言うと、TVを見ていたリカちゃんパパは食堂に来た。
                                    つづく