「ローマ帝国の政府が政治的に利用するために意図的に成立させた「あの説」。」

 少し長い題名になりましたが「あの説」が、どのように作られたか
を簡単に説明しました。ローマ帝国のコンスタンティヌス1世皇帝の
悲願である、「ローマ帝国の国教をキリスト教国」という目標を達成
するために、「あの説」を正当教義として扱い、エジプト国民を
クリスチャンと政府が認めました。これでエジプト国民もローマ帝国
の支配下に置きました。(本当の彼らは太陽神崇拝者のままです。彼
らは宗教を変えませんでした。同時に二つの異なる宗教を持つことが
できるでしょうか? それほど彼らは、いい加減でした。この時
「あの説」が利用され、頑固な彼らを太陽神崇拝者のままでいいので
キリスト教も受け入れてほしい。と頼んだ結果、一応クリスチャンに
させることに成功しました。)
 このように「あの説」は太陽三神を神様と信仰しているエジプト人
をクリスチャンにするため政府が考えた苦肉の策です。エジプト人に
焦点を合わせた、ピンポイントのその場しのぎです。そんな理由で「
あの説」が作られました。それなのに、その時だけエジプト人ために
作られた政治の道具が、いつの間にか世界標準になってしまいました。
 でも考えてみて下さい。汚い政治の道具がクリスチャン社会で大切
にしているのは、ちょうど盗んだお金を大切にして、働きもしないで
それで生活しているようです。