「奇跡的に開かれた扉」

 これは前回書いた踊る大捜査線の映画の話の続きです。警察署内に
閉じ込められた警察官は(分厚い金属製の防火扉みたいな物が上から
降りて来た、これはコンピューターにプログラムされていたが、犯人
グループがプログラムを書き換え、警察官がちょっとコンピューター
をいじっただけで誤作動を起こし、この扉によって警察署内に閉じ込
められてしまいました。
 詳しくはDVD「踊る大捜査線THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」を
ご覧下さい。)閉じ込められた彼らを救出するために、警察署の外に
いる人々は必死にその扉が、元の場所に収まるようトライしましたが、
無駄でした。彼らが必死になったのは、警察署内に時限爆弾が、しか
けられ早く救出しないといけなかったからです。
 この映画を思い出していたら、この扉に閉じ込められた警察官は、
「あの説」に閉じ込められたクリスチャンに、よく似ていると思いま
した。両方とも悪意のある第三者によって、その扉に閉じ込められ、
その扉の範囲内でしか行動できなかった。(現代の多くの教会も
「あの説」の範囲内でしか聖書を解説できない。)
 少し考えて見てください。この扉は以前は無かったのです。
(「あの説」もAC313年以前は無かったのです。)
この扉を開くため人々は悪戦苦闘しましたが無駄な努力でした。
その時ある人が言いました。「この扉は電気制御されている。一度
警察署の全ての電源を切ったらいいのではないか。そして再び電源を
入れたらいいのでは。」と言いました。つまりリセットです。
 その人の言う通りやってみると、なんと、その扉が元の場所に収ま
り開き、警察官は全員救助され、その後、時限爆弾は爆破しました。


 これを思い出し、「この扉(「あの説」)は電気制御(人の考え)
されている。一度、警察署の全ての電源を切って、再び電源を入れる。
(一度「あの説」を捨てて、再びAC313年以前の教会本来の姿、教会
が誕生した頃の姿に帰る。)それしか閉じ込められた扉から再び自由
になる方法はありません。