「閉じ込められた警察官」

 以前、踊る大捜査線という映画で警察官が犯人グループによって
警察署内に閉じ込められるという場面がありました。その場面が、
なぜか印象に残っています。なるほど、犯人グループは頭がいい。と
思いました。でも、ちょっと卑怯なやり方だなと思いました。
 少し話が脱線しましたが、これに似た卑怯なやり方が心に浮かびま
した。正しい敵対勢力を封じ込め、彼らがいないことをいいことに、
思うがままやる方法です。それはローマ帝国がなんとかして「あの説」
を議会で法案として可決し通したいがために、アリウスをはじめとする
反対勢力にありもしない噂を流し、反対に本当は悪い人だった
アタナシウスを、政府は善人という情報統制をして議員の大多数を
味方につけ「あの説」を賛成多数で可決させた。
 また、そうして通した「あの説」を今度は「あの説」に反対する人
を異端者というレッテルを張り処罰した。  (最後まで「あの説」
の聖書的でない事で激しく反対したアリウスは破れ、「あの説」に
反対したということで異端者のレッテルを張られ処罰された。)
こんなことが現在まで続いています。
 正しい勢力を異端者のレッテルで閉じ込めるのは卑怯です。
もっと正々堂々とした「あの説」と聖書の対決が見たいです。