暖かく無関心なホットする人(P君) 740話

 午後5時45分、D君は会社から、真っ直ぐアパートに帰って来た。部屋に入ると冷蔵庫
から豚肉、玉ねぎ、ピーマン、マルちゃん焼きそば、を出した。彼はフライパンに油を
引き火で熱し、洗って刻んだ野菜と豚肉を炒め、ソースで味付けした。それをお皿に移してから、焼きそばの麺をフライパンでほぐして、粉末ソースで味付けした。コップに水を汲んだ。その焼きそばを夕飯にした。
 7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのは使徒の働き26章だ。パウロはカイザルに上告した。その裁判に同席したいとアグリッパ王が、州総督フェストに頼んだので、彼は了解
した。翌日の裁判でパウロは法廷に立った。彼に対し不利な証言があったが、フェストは
パウロを守り、彼が皇帝カイザルに上告したことを伝えた。ところがその文面がないので
アグリッパ王に取り調べさせた。アグリッパはパウロに自由に話していいと促すと、
パウロは彼自身の救いの証を話した。しかしアグリッパは素直に救いの証を受け入れ、
罪を悔い改めなかった。記事などだった。
                                    つづく