暖かく無関心なホットする人(P君) 688話

 午後5時、D君とリカちゃんはソファーでくつろいでいた。リカちゃんは「今日の2人の
イチャイチャぶりを見て、ガッキーには十分すぎるくらい伝わったけど、リーダーはどう
思ったのかな?」「その心配はないよ。リーダーもかなり刺激を受けたと思うよ。
リーダーは冷静でなかなか本心を見せないけど、今日スターバックスでオレンジジュースを二人で仲良く飲んでいた時、リーダーは二度見したよ。」「なにか意味があるの?」
「それはあるよ。一回見るだけなら、あまり興味がない。でも二度見するのは一回見たけど、もう一回見ておきたいっていう自発的な行動なんだ。例えばもし僕が合コンに行ったとしたとするでしょ、その合コンは5対5だとする。女性陣のなかに好みのタイプのかわいい子がいたとする、でも好みでないタイプの子もいた。さて僕は誰を見るでしょうか
?」「それは好みのタイプの子でしょう。」「そうだよね。好みでないタイプの子には
最初の一瞬見るかも知れないけど、その後は見ないでしょ。好みのタイプの子は何回でも
見たいよね。それは興味があるからだ。リーダーも僕たちに興味があるから二度見したんよだ。」「また来週も同じ事すれば、リーダーも冷静でいられなくなるかもね。」
「そうすればガッキーみたいに真っ赤になって、結婚に向かって加速するかもね。」


                                    つづく