暖かく無関心なホットする人(P君) 687話

 午後4時26分、リカ、ミカ姉妹とD君はリカちゃんの家に帰って来た。玄関ドアを開け
「ただいま。」と言うと奥からリカちゃんママが出て来て「OOさん、いつもありがとう
ございます。」と言うと、ミカちゃんは階段を上って2階に行ってしまった。
 居間で3人で話していると廊下からリカちゃんパパが出て来て「いらっしゃいOOさん
」と言った。「今晩もあの美味しいカレーが食べられるかな?」「もちろんです。任せて下さい。」「まだ夕食まで時間があるのでソファーでくつろいで下さい。コーヒーでも
飲みますか?」「ええ、お願いします。ブラックで。」リカちゃんパパはコーヒーを作りに台所に行った。リカちゃんママも今晩の料理の準備で台所にいた。
 リカちゃんはD君に「作戦成功ね。作戦1と2は知っていたけど、3まであるとは。」
「リカちゃんは女優になれるよ。それほど演技が自然だった。」「じゃあディーンと
私はNHK朝ドラの「あさが来た」のディーン藤岡と波瑠みたい。」
                                    つづく