暖かく無関心なホットする人(P君) 685話

 午後3時40分、D君が「毎週リカちゃん達を家に帰す途中、イオンの31アイスクリーム
に寄るのが習慣になっていまして、僕がみんなの分をおごっていましたが、今日の分は僕の車に乗った人は僕が払いますが、リーダーの車に乗った人はリーダーが払って下さい。
」「OK、わかった。」とリーダーが言った。お店でガッキーはラムレーズン、リーダーはマスクメロン、リカちゃんはバナナアンドストロベリー、D君はキャラメルリボン、
ミカちゃんはクッキーアンドクリームを選んだ。それぞれ選んだアイスクリームを手に取った。作戦3だ。D君はリカちゃんに言っていなかったが、ここまでくればやってくれるだろうと思った。問題は勘のいいガッキーなら気づくだろうが、リーダーが気づいてくれればいいけどと思った。作戦3、D君はわざと早くアイスを食べてしまった。それから
まだ先の方しか食べていないリカちゃんに向かって「そのアイス美味しそうだね。お願い
だから少しなめさせて。」「いいよ。」と言って彼女が渡してくれた。D君がそれを舐めていると、勘のいいガッキーは気づいた。リーダーも気が付いたのに気が付かないふりをした。
                                    つづく