暖かく無関心なホットする人(P君) 673話

 午後4時、D君はリカちゃんに聞いた。「リカちゃん、この音どう思う?」「すごい
良い音。何ていうのかな。まるで心に響くというか。慰められる感じ。高温はピアノ
みたいで、低音はベースみたい、二つの楽器を同時に一人で弾いているみたい。」
「剛君もHEDWAYのアコギ持っているんだけど、同じようなこと言ってたよ。」
「こんないいギター早くしない誰かに買われちゃうよ。」「そうだね。すみません、
このギター下さい。」彼は速攻でHEDWAYのアコギを買った。ついでにハードケースも
買った。それを持ちながら店を出た。「これだったら100万円のローンを組んででも欲しいよ。前に話したかもしれないいけど、ミクタムの曲ってアコギの方が合ってると
思うんだ。それに賛美の力ってすごいと思うよ。頑固でなかなか福音を受け入れない人
でも、賛美に感動して涙を流し心が柔らかくなって、福音を受け入れるってパターン
結構あるよ。」「このHEDWAYのアコギはそれにピッタリ。」
                                    つづく