暖かく無関心なホットする人(P君) 664話

 5月26日(金)朝6時、D君は起きた。室温26度、彼は洗面所で朝の支度をした。
それから台所に行って、お湯を沸かし、しばらくして沸騰したのでポットのお湯を入れ替えた。それでコーヒーを作り、いつものメニューも作った。
 7時、TVのNHKニュースを見ながら、朝食を食べた。食べながら「まさか、また人前
でアコギを弾く機会があるなんて。もし将来またアコギが必要だと知っていたなら、
マーティンのアコギを売らなかった。でも当時は貧乏で、お金に変えたかった。今なら
多少高くても良い音のアコギが買える。明日、楽器屋にアコギの最高峰と言われるHEDWAYのアコギがあればいいけど、なんでもマーティンのアコギはブランド的には上だけど、「HEDWAYの音」、このギターでなければこの音がでない。と言われるほどファンが多い。」と思った。
 8時30分、彼はアパートを出た。
                                    つづく