暖かく無関心なホットする人(P君) 650話

 午後5時15分、D君は会社の仕事が終わり、駐車場に行く途中、リカちゃんに電話を掛けた。「ブルルル、ディーン。」「リカちゃん、昨日の晩はあれからどうだった?」
「お父さん、よろこんじゃって。まるで誰かが大学に合格したみたいな騒ぎだった。
「里香、あのOOさんは凄い人だぞ。よくあの人と結婚を決めてくれてありがとう。」
 だって、おおげさでしょ。」「そんなに喜んでくれたのか。でも嬉しい。それと
この間ソファーとか買う時にタンスも一緒に買えば良かったね。ごめんね、うっかりして
。」「ううん、そんなこといいんだって。」
                                   つづく