暖かく無関心なホットする人(P君) 639話

 9時45分、D君のインプレッサはセブンイレブンにいた。店に入るとリカちゃんが雑誌
を読んでいる横でガッキーとミカちゃんがその雑誌をのぞき込んでいた。その雑誌は
ゼクシィだった。「おはよう、やっとガッキーも、その気になったね。ガッキーも美人
だから、その気になればすぐ結婚できるよ。」「D太郎、いいこと言うねえ。」
「ガッキーがその気になってくれることを待っている人は近くにいるよ。」とD君は言って、リカちゃんと目配せした。(リーダーのことに気づいてくれますように。と)
 10時10分、GRM+Dの乗った車は教会に着いた。会堂に入って行くと、リーダーたち
ミックスフルーツジュースのメンバーは皆席に着いていた。GRM+Dの席、リーダーの
右横、その後ろ、その左隣、少し前のほうに田中さん達の席があり、そこに一つ席が
空いていた。イノッチと剛君はリーダーの前の席に座っていた。つまり青年会の皆は
かたまって座っていた。
 10時30分、礼拝が始まった。
                                   つづく