暖かく無関心なホットする人(P君) 623話

 午後5時45分、D君は会社から真っ直ぐ、アパートに帰って来た。部屋に入ると冷蔵庫から豚挽き肉、キャベツ、ケチャップを出した。彼はキャベツの葉っぱ3枚ちぎり、
水で洗ってから挽肉を乗せくるくる巻いて楊枝で止めた。鍋に水を入れ、火に掛け沸騰
した中に、それらを入れた。しばらくして豚挽き肉に火が通ったので、火を止め、お皿に
移しケッチャップをかけた。同時進行でご飯を炊いた。クノールカップスープも作った。
 そのロールキャベツを夕飯にした。夕飯を食べながら「明日、イオンで血圧計を買う時
本屋で美味しいカレーの作り方の本があったら買おう。」と思った。
                                    つづく