暖かく無関心なホットする人(P君) 622話

 午後5時15分、D君は会社の仕事が終わり、駐車場に向かう途中、リカちゃんに電話を
掛けた。「ブルルル、ディーン。」「リカちゃん、ドレスの事なんだけど、リカちゃん
は白いドレスは買う派、レンタル派?」「それは買う派。」「じゃあそれ以外のお色直し
のとき着るドレスは?」「それはレンタル派。」「その貸しドレス屋は何処に在るか知ってる?今まで何処に在るか何て考えた事も無かった。」「男の人はあんまり関心ないものね。知ってるよ、たくさんあるけど、大抵、披露宴会場には用意されている。」「じゃあ
、明日行くOOホテルにもあるよね。」「もちろん。」「そこで結婚式の日取りを決める時、一緒に決めよう。」
                                    つづく